事故や故障でレンタカー特約を使うと、「保険を使うから等級が下がるのでは…?」
――と不安に思う人も多いはず。
実は、ある条件を満たせば“等級ダウンなし”で使えるケースがあります。
この記事では、レンタカー特約の仕組みと、等級に影響しない理由を分かりやすく解説します。
まず、レンタカー特約とは、契約しているご自身の車が事故や故障などで使えなくなった際に、
代車でレンタカーを借りる費用を保険会社が補償してくれる特約(オプション)のことです。
▶たとえば、こんなときに利用できます
・修理のために車を工場へ預けた
・事故でレッカー搬送されて車が使えない
このような場合に「代車を用意する」「レンタカーを借りる」ための費用を、
保険会社が負担してくれる仕組みです。
自動車保険では、無事故の年が続くほど「等級」が上がり、保険料が安くなる仕組みになっています。
一方で、保険を使うと等級が下がり、「翌年の保険料が上がる」場合があります。
では、レンタカー特約を使った場合はどうなるのでしょうか?
実は、次のように場合に応じて取り扱いが分かれます。
①レンタカー特約だけを使った場合
多くの保険会社では「ノーカウント事故」として扱われ、
翌年の等級に影響しない(下がらない)とされています。
②レンタカー特約+車両保険などを併用した場合
この場合は、主契約を使った扱いとなる為、
等級が下がる(1等級または3等級ダウン)になるケースが一般的です。
つまり、「レンタカー特約を使ったからといって必ず等級が下がるわけではない」というのがポイントです。
次のような条件が揃う場合、等級が下がらないケースが多く見られます。
◆車両保険・対物・対人などの主契約を使わず、レンタカー特約だけを利用した場合
◆保険会社の約款に「特約のみの利用はノーカウント」と明記されている場合
ただし、次のようなケースでは等級が下がる可能性があります。
◆レンタカー特約を使う原因となった損害が車両保険の対象事故であり、修理費を車両保険で請求している場合
◆保険会社やプランによって、特約のみの利用でも等級に影響すると規定されている場合
◆レンタカー特約の補償範囲(車種・日額・利用日数など)に制限がある場合
事前に契約内容を事前にしっかり確認しておくことが大切です。
安心してクルマを使うためには、まずご自身の保険に「レンタカー費用(代車費用)特約」が付いているかを確認してみましょう。あわせて、内容や等級への影響についてもチェックしておくことが大切です。
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